鳥屋野体育館、ジャイロキネシスクラスより
全てはこの「ジャイロキネシス」から始まりました。
前述の「ジャイロトニック」は、
ジュリオ・ホバス氏が先に作り上げたこの「ジャイロキネシス」の効果を
より高める為に発展させたプログラムでした。
ジャイロキネシスは、イスに座り、マッサージすることから始めます。
ヨガ、太極拳、気功、ダンス、水泳をベースにした円やらせんを描くような曲線的な動き
(背骨を反る、丸める、捻る、横に曲げる、ウェーブ)と呼吸を合わせ
のびのび~っと気持ちよく動いていきます。
それは固くなった粘土を、まずはコネコネ、そして伸ばしていくような感じだったり、おもちをコネコネのば〜して、弾力のあるおいしいおもちができあがるように。
そうして外側はもちろん、内側にまでアプローチし、芯からの心地よさを味わいます。
そして、床のエクササイズへ。
イスでの動きと同様に、背骨を中心に身体全体を意識し滑らかに曲線的な動きをくりかえします。
たとえば・・ネコがグーーっと伸びをしているような動きだったり。
頑張りすぎずに無理なく動かすことで硬いところが少しずつ動くようになってきます。
立位では、
足から根が生えてくるくらいのイメージでしっかり地に足をつけて行うことで、
まさにあなたの中にピンと伸びる「自分軸」を作り上げて行くのです。
美しい本来のあなたの身体に戻す。
そのための珠玉のプログラムが、この「ジャイロキネシス」なのです。